セルフブランディングとは、フリーランスが自分についてアピールすることで案件獲得につなげる、一種のマーケティング手法である。
単に名前を出して仕事をくださいということではなく、あくまでもブランド作りを重視したものだ。
つまり、認知度を上げるためにイメージや能力、信頼性のアップを目指したアピールをする。
このセルフブランディングに効果的なのがSNSだ。
フリーランスの場合、マーケティングに充てられる資金と時間は限られているため、コストと手間を最小限に抑えられるSNSが一番コスパが良いからである。
SNSをセルフブランディングで使うにあたっては、まずどんなブランディングにしたいかを考えるべきだ。
面白くてフレンドリーな姿をアピールしたいのか、まじめで固い印象を持ってもらいたいかという点を考えよう。
それによって、自分自身を押し出した動画を使うか、テキスト主体の解説型のコンテンツを配信するかが変わってくる。
たとえば、動画がメインであればTikTokやInstagramのリールなどを使うことができる。
一方でテキストメインであればXやFacebookの方が親和性が高いだろう。
媒体を選んだら、定期的に投稿できるような体制にする。
週に少なくても2、3回は投稿しないとSNSフォローは伸びない。
自分の本来業務に充てる時間、労力とのバランスを考えて、無理なく投稿できる内容を検討しよう。
そして、シンプルで分かりやすいメッセージを作り、ダラダラとした内容ではなく、インパクトのあるワードや動画を入れて目を引くようにする。